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あなたの枕の使い方は間違っていませんか?
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突然ですが、あなたはどんな枕を使っていますか? 昔ながらのそばがらの枕や羽根のフワフワ枕。 一時流行った低反発や、テレビや通販の枕。 タオルを丸めて枕にしている方や枕は使わないという方もいらっしゃるでしょう。
どんな枕をどの様に使うかによってあなたの首や体に与える影響が違ってきます。 使い方を間違ったり良くない枕を使うと首のハリや肩のこり、頭痛、がく関節症、睡眠障害、 手のしびれ、腰痛、姿勢の歪みなどを引き起こします。
この様な症状をお持ちの方は、症状を改善する為に枕をいろいろと変えてみたりします。 しかし「なかなか自分にピッタリの枕がみつからない」と枕選びに苦労している方は多いはず です。
ではどんな枕が良い枕なのでしょうか?
枕選びに失敗する理由
あなたは枕を選ぶ時何を基準にしていますか? 感触ですか?見た目ですか?値段ですか?テレビやカタログの宣伝文句ですか? 実は自分の感覚だけを頼りにすると失敗する確率が高くなります。 あなたが「良さそうだ」「気持ちいい」「楽だ」と感じる枕が必ずしも良い枕とは限らないから です。
枕選びに失敗する理由。
それは
「枕の役割りを知らずに好みで選ぶ」
からです。
枕の役割り。つまり”何のために枕を使うのか”なんて考えたことありますか? これが枕選びには非常に重要であり、これを知らないと同じ失敗を繰り返すことになります。 逆にこれを知りさえすれば今後枕の悩みはなくなり、首や体の状態も良い方向へ向かうことに なるでしょう。
背骨のカーブとは?
では「枕の役割り」とは何でしょうか? それは「首の骨のカーブをつくり、維持する事」です。 と言われてもピンと来ないと思います。 これを理解するには体についての知識が少し必要です。 ここからは解剖学的な内容になりますがなるべく分かりやすく解説していきますので、 内容をしっかり理解して下さい。そうすれば一生枕選びに困ることはありません。
首から腰まで連なっている背骨は横から見ると体の前後方向にゆるく湾曲(カーブ)しています。 これを”生理的湾曲”(せいりてきわんきょく)と言います。 背骨にはS字のカーブがあると言われますがこの事です。 首の骨は体の前方向にカーブしています。
しかし、ねこ背になって顔が前に出たり、寝方が悪かったり、枕の使い方が悪いと首のカーブが 無くなる(真っすぐになる)ことがあります。これを”ストレートネック”と言います。 これは首の骨が歪んだ状態なのです。
背骨の中には神経が通っており、周りには筋肉や靭帯が付いていますので、このカーブが なくなると神経の通りが悪くなり筋肉や靭帯も硬くなります。それがコリ、張り、痛み、しびれ などの原因になるのです。
例えば 「背骨の中に神経が通っている」という事を「川の水が流れている」と考えると、 「首のカーブが無くなり神経の通りが悪くなる」とは「川の上流にダムが出来る」という事 だと考えられます。ダムが出来れば下流への水の流れは少なくなりますよね。 それと同じ事です。
背骨のカーブがあるからこそ神経や筋肉・靭帯が正しい状態に保たれ、体の機能も正常 に働きます。特に首は脳から出た神経が一番最初に通る部分ですので、カーブが無くな ると首から先(胴体や手、脚など)への神経の通りが全て悪くなり体の働きが低下します。
ですから、首のカーブを維持する役割りがある枕はとても重要なものなのです。
枕は首を矯正する「型」です
枕は首を正しい状態に保つものであり、首の骨にカーブをつけるものです。体についての 知識を少しだけ持って頂き、枕の役割りを理解し、正しい枕を正しく使うことが必要です。 ですから枕を使わないというのは最悪な選択です。
しかし、首のカーブが少ない方は正しい枕を使ったとしても、違和感を感じ使うのを止め てしまうことがあります。その場合は「枕があなたに合っていない」のではなく「あなたの首 が枕に合っていない」証拠です。 首を枕という型にはめ込んで正しいカーブのある状態に矯正するつもりで枕を使ってみて 下さい。
正しい枕の選び方
ここまで読んできて頂いて間違った枕を選んでしまっては意味がありませんので、最後に 正しい枕の基準をお伝えします。
重要なポイントは3つです。 ①”高さ” ②”硬さ” ③”形” です。では順にみていきましょう。
まず①の”高さ”は7cm前後必要です。体格や男女によっても若干違ってきますが、その 誤差は1cmくらいです(6~8cmの間くらいということです)これは首の骨のカーブをつく り、維持するのに必要な高さです。低過ぎや高過ぎの枕を使っていると骨のカーブをつく るどころかカーブが無くなり真っすぐな首になってしまいますので気を付けて下さい。
次に②の”硬さ”はなるべく硬いものが良いです。それは皆さんが思っている以上の硬さで す。何故なら重たい頭を支えるからです。 頭の重さは体重の約1割ありますので、その重さを支えるにはかなりしっかりとした強度が 必要です。ボーリングの玉を羽根の枕の上に乗せたらどうなるでしょうか?枕は潰れて支え るどころではないですよね。頭を乗せてもほとんど沈まないくらい硬い枕が良いでしょう。
最後に③の”形”ですが、なるべく幅広で前後に凹凸があるものが理想的です。首に正しい カーブがあれば上を向いて寝た時には首と布団にはすき間が出来るので、そこを埋めるよ うに凸側が首の下に入るようにします。これが首のカーブをつくり維持することになります。
ただ、首の悪い方が上記の様な枕をいきなり使うと首が痛くなったり頭痛がすることもありま すので、施術院で矯正を受けながら使っていくことをお勧めします。より早く楽に合うように なります。
いかがでしたでしょうか? 根本的な考え方を間違えてしまうといつまで経っても良い枕には出会えず、症状も改善しない まま日々過ごすことになってしまします。一日でも早く正しい枕を使って頂く事を願います。
当院でも枕につてのアドバイスを行っております。ご自分だけではよく分からない方は是非 ご相談ください。
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