股関節の痛み(40代、女性)

先週、股関節が痛いと訴えて来院された方がいらっしゃいました。

右脚の付け根に痛みがあり、特に和式トイレに入ると立ち上がる時は股関節がズレたようになり、動作の途中からはまるようになるとのこと。

そして、右脚全体に痛みともしびれとも言えない何とも言えない違和感がある。

足首から先のむくみがひどく、足の甲のスジが分からなくなる程パンパンにむくむそうです。

股関節の検査をしてみるとひどく内側に捻っています。

これではしゃがむ姿勢は辛いはずです。

そしてちょっと上がっている。

骨盤はやはり右側が開いている。

そこでまずは開いている骨盤を矯正。

骨盤が閉まったところで今度は股関節の矯正をしていきます。

さっき検査した状態を頭の中でイメージしながらゆがみが正しくなるように矯正していきました。

股関節の矯正中、その方はこちらの手元をチラチラ見てきます。

”どうしたんだろうと?”思いつつひとまず矯正を終えるとその方、
「ちょうどそんな風にして欲しかったんです!」
と言われました。

つまり、
"こういう風に動かしたら楽になるのになぁ”
という患者さんの感覚と、
”股関節のゆがみはこんな状態だからこういう風に正していこう”
という矯正の力のかけ具合が見事に一致したようなのです。

以前は接骨院に通っていたようですが、何度か施術を受けたけど改善していく感じが無かったのでやめてしまったとのこと。

「1回でこんなに変わるなんて!」と喜んでみえました。

帰り際も、「なんだかいい感じ!」と股関節周辺の感覚を確かめておられる様子でした。

子供の頃から股関節には違和感があったようなので、良い状態になるようにこからしっかりと矯正していくつもりです。

当院としても、お役に立てて本当に嬉しかったです。