もともと腰痛があり来院され、それ以来の長いお付き合いになります。
その間に結婚され、お子さんが生まれ、二人目が生まれと、幸せな家庭を築いてこられました。
そんなAさんから先日お電話があり「腰が痛くて動けない」というのです。
なんとか来院して頂きましたが、
・腰が伸びない
・歩くのも辛い(何かに手を添えていないと倒れそう)
・眉間にシワが寄る
の三重苦。
とにかく辛い。
見ている方も辛い。。。
本人はもっと辛い。。。。。
なんとかしなくては!!
聞けば次の日はお子さんの幼児教室の日。
「息子の為にも行ってやりたい」と言われましたが、この様子では。。。
それはともかく、施術していきます。
”腰が痛い” といってもいろいろあります。
今回のAさんの場合、痛みの中心はお尻の真ん中辺り。
骨盤部分ということになります。
ということで、骨盤周辺がガッチガチ。
ですから下半身を中心に矯正をしていきます。
骨盤、股関節、膝、足首、腰椎(背骨の腰部分)を矯正していくと、ガッチガチだった骨盤に少し動きがついてきました。
これで立って頂くと、、、
「2割くらい楽になったけど、まだ痛い」とのこと。。。
あれだけ痛かったのだから、その痛みがいきなり楽になるとは考えにくいです。
しかし、各関節は全然動かない状態から少し緩んできているので、2,3日すると良くなると伝えその日はそこまで。
本当は翌日でも翌々日でもいいので来院して頂きたかったが、Aさんの都合上1週間後に来て頂くことに。
そして1週間後、「あれからどうなったかなぁ」と心配していましたが、普通に歩いて来られました。
施術の翌日はさすがにまだ痛くて幼児教室も休んだそうですが、その次の日の午後からスーッと楽になって、1週間後には痛みはまだあるものの、前回の2割程度。
普通に生活出来るようにはなっていました。
あまりに痛みが強い時は矯正してもすぐには痛みが引かず、暫く時間が経ってから治まることが多いです。
体の中では頑固に
「これだけ悪くなったんだから、そう簡単に戻ってやるもんか!」
とか、はたまた
「あれっ!?なんか少し良くなってきたけど、本当に戻っていいのかしら?」
なんて言ってるかどうかは定かではありませんが、そんな状態なのです。
Aさんは子供の頃に股関節を手術していて、その影響もおおいにありそうです。
いずれにせよ、2人出産して負担がかかってしまった骨盤や股関節を今後もしっかりケアしていく必要があります。
小さなお子さんがいると自分の事は後回しで、体の事が気になっていてもついつい・・・
なんて事になりがちですが、いざこんな状態になると子どもたちの世話はおろか、自分の事だけでも精一杯になってしまいます。
そうならないように日々のメンテナンスが大切ですね。
お電話ありがとうございます、
アクシスでございます。