朝の腰痛は「寝ている間に骨盤が固まる」ことが原因!?

朝の腰痛は「寝ている間に骨盤が固まる」ことが原因かもしれません

朝の腰痛は「寝ている間に骨盤が固まる」ことが原因!?

目次

朝だけ腰が痛い人に共通する不思議な特徴

「起きた瞬間が一番つらい」
「動いていると楽になる」
「日中はそこまで痛くないのに、朝だけ強い」

こういう腰痛を訴える方はとても多いです。

一般的には

  • 寝具が合っていない
  • 筋肉が硬い
  • 年齢のせい

と言われることが多いですが、臨床で実際に体を見ていると、ある共通点がはっきりあります。

それが――
骨盤(特に仙腸関節)が固まっていることです。


寝ている間に骨盤は“固まる”

骨盤は「動かない骨」だと思われがちですが、
実は仙腸関節(せんちょうかんせつ)という関節があり、
ほんのわずか1mm程度動いています。

この微細な動きがあるおかげで、

  • 寝返りが打てる
  • 歩ける
  • 体重を支えられる
  • 衝撃を吸収できる

という働きが成立しています。

ところが、

  • 足を組んで座る
  • 片足体重になっている
  • 横座り(両足を横に流して座る)をしている
  • 猫背で腰まで丸まっている

などで骨盤のゆがみが重なると、
寝ている間にこの仙腸関節が動かなくなります。

結果として――

朝起きた瞬間、固まった関節に体重が乗る → 強い腰痛

という流れが起きます。

動いているうちに少しずつ緩むので
「日中はマシ」という状態になるわけです。


朝腰痛の人の体を検査すると見えてくる本当の共通点

朝に腰が痛いと訴える患者さんの体を詳しく検査していくと、
非常に高い確率で共通点があります。

当院の臨床感覚では、
朝型の腰痛を訴える方の約8割に、仙腸関節の可動制限が見られます。

仙腸関節は外からは分かりにくい関節ですが、

  • 座った姿勢
  • 仰向けの姿勢
  • 立った状態

それぞれで動きを確認すると、固まっている側がはっきり見えてきます。

実際に来院された60代女性の方の例があります。

この方はぎっくり腰の強い痛みで来院されましたが、
症状が落ち着いてきた頃に「実は毎朝右の腰が痛い」と教えてくださいました。

改めて仙腸関節の検査をすると、
特にあおむけの姿勢で右側の関節に強い硬さがあり、
寝た姿勢でその部分に負担がかかると痛みが出る状態でした。

施術を重ねるごとに関節の動きが戻り、
5回目の施術の頃には朝の腰痛は完全に消えていました。

このケースは特別ではなく、
同じような変化は臨床の中で何度も確認しています。

朝の腰痛は「年齢の問題」ではなく、
動きが失われた関節のサインであることが多いのです。


痛み止めでは変わらない理由

朝の腰痛がつらいと、

  • 湿布
  • 痛み止め
  • ストレッチ動画

に頼りたくなります。

でも、骨盤の関節が固まっている状態では
筋肉だけ伸ばしても根本は変わりません。

「神経が悪い」のではなく、
「構造が動いていない」のです。


放っておくとどうなるか

朝だけの痛みは軽く見られがちですが、

  • 慢性腰痛に移行
  • 股関節の可動制限
  • 姿勢の崩れ
  • ぎっくり腰のリスク上昇

につながることもあります。

「朝だけだから大丈夫」ではなく、
体からの初期サインと考えたほうが自然です。


朝の腰痛を“当たり前”にしないために

もし今、

「朝の腰痛は年齢だから仕方ない」

と思っているなら、
それは少しもったいないかもしれません。

骨盤の動きは、適切に整えることで良くなります。

つらさを我慢し続ける前に、
体の状態を一度きちんと確認してみる。

それだけでも、これからの朝の辛さが改善する可能性が充分にあります。

朝の腰痛は、年齢や体質で決まるものではありません。
原因をきちんと見つけて整えていけば、体は変わります。

「仕方ない」と決めつけず、体の状態を一度見直してみることも選択肢のひとつです。

この記事を書いた人

整体院アクシス 院長 笹井公詞

2005年11月、一宮市に「整体院アクシス」を開院。整体師歴23年。
腰や肩の痛み、手足のしびれなど、体の不調に苦しむ人のために、骨格矯正を中心とした整体施術で地域に貢献。これまで延べ45,000人以上のお客様の健康に携わる。

院名:整体院アクシス
住所:愛知県一宮市富士3丁目9-18
TEL:0586-25-5707
HP :https://hcc-axis.com/

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