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一宮市で膝の痛みやむくみ・腫れにお悩みの方から、「病院で水を抜いてもらったのに、またたまってしまう」というご相談をよくいただきます。整形外科での処置は必要な場合もありますが、「なぜ何度もたまってしまうのか」という根本的な問いには、体全体を見る視点が必要だと私たちは考えています。
整体師コラム | 愛知県一宮市
Basic Knowledge
膝の関節の内側には、もともと関節液という潤滑油のような液体が少量存在しています。これは軟骨に栄養を届け、関節の動きをなめらかにするための大切なものです。
しかし、関節に何らかの負荷や刺激が加わり続けると、体が「炎症を抑えよう」と反応して、この液体を過剰に産生します。これがいわゆる「膝に水がたまった」状態です。
正常な膝関節液の量はわずか1〜3mL程度。ところが炎症が起きると、この量が急増し、10mL・30mL、場合によっては50mL以上になることもあります。膝がぷっくりと腫れ、重だるい感覚が出るのはこのためです。
水がたまること自体は、体が自分を守ろうとしているサインです。水を抜くだけでは、その「サイン」を消しているにすぎません。
Diagnosis
関節液を抜いたとき、その色や性状が診断の手がかりになります。
Root Cause
「水を抜くとクセになる」という話を聞いたことがあるかもしれませんが、これは医学的に誤りです。 注射針を刺すことで水がたまりやすくなることはありません。
では、なぜ抜いてもまたたまるのでしょうか?
これは関節に何らかの炎症が起きると、滑膜が過剰に関節液を産生し、吸収が追いつかなくなります。これが「水がたまる」状態です。つまり水がたまること自体は炎症に対する身体の防御反応なのです。
水を抜くことは「結果」を取り除くだけで「原因」は残っている
関節液を抜くのは、あくまで腫れや痛みを和らげる対症療法です。
滑膜の炎症という”火事”に対して、身体が消火しようとしている状態です。水だけを取り除いても、火元(炎症)が消えなければ、また水はたまります。
主な炎症の原因として変形性膝関節症がありますが、一般的に「軟骨がすり減ったから仕方ない」と思われがちです。しかし、すり減りそのものは”結果”であり、なぜ偏って摩耗したのかという根本の問いが大切です。この点について詳しく解説したコラムもあわせてご覧ください。

Difference
整形外科では、水を抜く・注射を打つ・投薬・手術といった方法で症状に対処します。こうした医療処置はもちろん大切な選択肢です。
一方、整体では全く異なる視点で体を見ます。手術・注射・薬・湿布は使いません。その代わり、手技によって関節・靭帯・筋膜・筋肉・神経などの組織を整え、体本来の動きを引き出すことを目指します。
| 整形外科・病院 | 整体 | |
|---|---|---|
| 見る範囲 | 患部(膝)を中心に | 体全体のバランスを総合的に |
| アプローチ | 注射・投薬・手術など | 手技による関節・筋膜・筋肉の調整 |
| 主な視点 | 症状・疾患名から判断 | 体のゆがみ・連動の乱れから判断 |
どちらが正しいということではありません。ただ、「水を抜いてもまた繰り返す」という方に対して、整体は別の角度からアプローチできる可能性があります。
Relationships with Others
整体の現場で膝の不調を訴える方を多く見てきて、一つ気づくことがあります。それは、膝そのものよりも、骨盤や股関節のゆがみが、膝への負担の”根っこ”になっているケースが非常に多いということです。
骨盤は体の土台です。この土台が左右どちらかに傾いたり、前後にゆがんだりすると、その上にある背骨も、下にある股関節も影響を受けます。そして股関節がうまく機能しなくなると、歩くたびに膝が本来とは違う方向に力を受け続けることになります。
骨盤・股関節と膝の関係
骨盤がゆがむ → 左右の脚への荷重が偏る → 股関節の動きが制限される → 膝が過剰な回旋・圧力を受ける。このような連鎖が、水のたまりやすい状態をつくり出している可能性があります。さらに足首の硬さや土踏まずの崩れも加わると、膝は「上からも下からも」悪影響を受け続けます。
たとえば、骨盤が右に傾いていると、右膝の内側に慢性的な圧力がかかりやすくなります。股関節の外旋(脚が外向きに開く動き)が硬くなると、歩くたびに膝が内側に入り込む”ニーイン”と呼ばれる状態になりやすく、これも膝への負担を増やす要因になります。
膝の痛みを訴える方の骨盤・股関節を確認すると、多くの場合でゆがみや左右差が見られます。こういった視点から体を整えることが、繰り返す不調に対して重要なアプローチだと考えています。
Common Misconception
年齢を重ねることは避けられません。
しかし、「ゆがみ」は時間の積み重ねであり、
習慣の積み重ねでもあります。
「年だから膝が痛いのは仕方ない」という言葉をよく聞きます。確かに加齢とともに体は変化します。しかし、同じ年齢でも膝に問題がない人もいれば、若い年代でも水がたまる方もいます。
この違いはどこから来るのでしょうか?
私たちは、「日常のクセや習慣の積み重ねが、体に悪影響を与え続けてきた時間の長さ」が大きく関係していると考えています。
つまり、年齢そのものが問題なのではなく、長年の習慣が体のゆがみを生み、そのゆがみが膝への負担をつくり続けてきた——そう捉えることで、初めて「では何ができるか」という前向きな視点が生まれます。
体のゆがみをつくる日常のクセの例:
Message
「もう何ヶ月もこの状態が続いている」という方へ
病院で水を抜いても繰り返す。湿布や薬で一時的に楽になっても、また痛くなる。そういった経験を重ねながら、「もうこのまま付き合っていくしかないのか」とあきらめかけている方もいらっしゃるのではないでしょうか。その気持ちは、とても自然なことだと思います。
ただ、一つお伝えしたいことがあります。
痛みが長引いているとき、それは「体がずっとSOSを出し続けている状態」でもあります。その声に耳を傾けずに、痛みだけを抑え続けると、体はより大きな代償を払おうとすることがあります。
整体的な視点では、長引く膝の不調の背景に、骨盤・股関節・足首のゆがみが長期間にわたって蓄積されてきた経緯があると考えます。それは一朝一夕に解消できるものではありませんが、同時に「ゆがみは積み重ねで生まれた」ということは、逆方向への積み重ねで変えていける可能性があるということでもあります。
「もう歳だから」「ずっとこうだったから」という思い込みを一度横に置いて、体全体の状態をあらためて見直してみることが、変化の第一歩になることがあります。
もしあなたが、膝の痛みをなんとかしたい一心で色々試してみたが良くならなかった、そんな経験をされたのであればこのコラムを参考にしてください。

How to approach
当院では、膝の不調を訴える方でも、まず体全体のゆがみや各関節の動きを丁寧に確認することから始めます。
骨盤や股関節のゆがみを整え、足首の可動域を回復させ、体全体の荷重バランスを改善することで、膝にかかっていた余分な負担を分散させることを目指します。筋膜・靭帯・筋肉のこわばりをほぐし、関節が本来あるべき位置・動きに戻るよう、手技で丁寧に整えます。
「膝が痛いから膝だけを見る」のではなく、「なぜ膝に負担がかかってしまっているのか」を体全体から読み解く——それが整体的なアプローチの本質です。
Summary
膝に水がたまる、抜く、そしてまたたまる——その繰り返しに、疲れを感じている方も多いのではないでしょうか。
整体の視点から申し上げると、水がたまることは体のサインです。そのサインが繰り返されているとしたら、まだ体の声を受け取り切れていないのかもしれません。
私たちが大切にしているのは、「膝が痛いから膝を見る」ではなく、「なぜ膝に負担がかかり続けているのか」を体全体から読み解くことです。骨盤や股関節のゆがみ、足首の硬さ、長年の姿勢や歩き方のクセ——こういった一つひとつの積み重ねが、今の膝の状態をつくっている可能性があります。
「年だから仕方ない」と思わないでください。ゆがみは時間をかけてつくられたものだからこそ、体を整えることで少しずつ変えていける可能性があります。
痛みが長引いているとき、あきらめる前にぜひ一度、体全体の状態を見直してみてください。その視点の変化が、これまでと違う一歩につながることがあります。

整体院アクシス 院長 笹井公詞
2005年11月、一宮市に「整体院アクシス」を開院。整体師歴23年。
腰や肩の痛み、手足のしびれなど、体の不調に苦しむ人のために、骨格矯正を中心とした整体施術で地域に貢献。これまで延べ45,000人以上のお客様の健康に携わる。
院名:整体院アクシス
住所:愛知県一宮市富士3丁目9-18
TEL:0586-25-5707
HP :https://hcc-axis.com/