膝が痛い人がやってはいけない5つのこと|整体院でよく見る体の共通点

膝の痛みがある人がやってはいけない5つのことと体の共通点を解説する画像

膝が痛い人がやってはいけない5つのこと|整体院でよく見る体の共通点

目次

膝が痛くなると、まず「膝をなんとかしよう」と考える

膝が痛くなると、多くの方がまずこう考えます。

「膝が悪いのだから、膝をなんとかしなければ」

湿布を貼ったり、膝を揉んだり、膝の体操をしたり。整形外科でレントゲンを撮ってもらい、「異常なし」と言われても痛みが続くため、今度はサポーターを買う——。

こうした対処を繰り返しながらも、なかなか改善しない。そういう方が当院には多く来院されます。

愛知県一宮市で整体師として20年間、膝の痛みに悩む方を診てきた中で気づいたことがあります。なかなか良くならない方には、共通してやってしまっていることがあるのです。

そこで今回はその5つをお伝えします。心当たりがあるものは、ぜひ見直してみてください。


膝が痛い人がやってしまいがちな行動

① 痛い場所だけをなんとかしようとする

膝が痛いから膝を揉む。膝が痛いから膝のストレッチをする。この発想は自然ですが、実は膝の痛みが長引く最大の原因のひとつです。

私が20年間診てきて強く感じるのは、膝に痛みが出ている場所は「原因」ではなく「結果」だということです。

本当の原因は、多くの場合別の場所にあります。骨盤が歪むと大腿骨の角度が変わり、膝関節に片寄った圧力がかかります。股関節が硬くなると、歩くたびの衝撃が膝に集中します。足首がズレていると、地面からの衝撃がダイレクトに膝へ伝わります。

膝は、こうした「上と下からのしわ寄せ」を一手に引き受けている関節なのです。

だから膝だけをケアしても、原因が残ったままなら痛みは戻ります。「マッサージに行くと楽になるけどすぐ戻る」という方は、まさにこの状態です。

このような体の状態については
「マッサージを受けてもすぐ戻る人の体の共通点」
の記事でも紹介しています。


② 筋肉をほぐすだけで終わらせる

整体やマッサージで膝周りをほぐしてもらった後、その場では楽になるのに翌日にはまた痛い——こういった経験がある方も多いと思います。

これには理由があります。

筋肉が硬くなっているのは、関節がズレて不安定になったことへの防衛反応です。体が「関節を守ろう」として筋肉を緊張させているのです。だから、いくら筋肉を緩めても、関節のズレが残る限り筋肉はまた硬くなってしまいます。

必要なのは筋肉を揉むことではなく、骨と骨の間(関節)に正しい「隙間」を取り戻すことです。膝関節に均一な隙間が保たれると、関節液が正常に循環し、動くたびに骨どうしがぶつかる状態が解消されていきます。筋肉はその後、自然に緩んでいきます。

「ほぐしてもすぐ戻る」は体質ではありません。原因にたどり着けていないサインです。


③ 痛みを我慢して歩き続ける、または動かなくなる

「膝には歩くのがいい」と聞いて、痛みを我慢しながら歩き続けている方がいます。一方で、痛いからとほとんど動かなくなってしまう方もいます。実はどちらも、膝の状態を悪化させる可能性があります。

炎症が起きているときに無理に歩き続けると、炎症がひどくなります。逆に動かなさすぎると、関節周りの筋肉が弱り、膝を支える力がさらに低下します。

大切なのは「歩くか・歩かないか」ではなく、体の状態に合った動き方を見つけることです。

実際に来院された60代の女性は、「膝には歩くのがいいと思って」と、痛みをこらえて歩き続けていました。しかし当院で体の状態を確認したところ、股関節がガチガチに固まっていることが分かり、それが原因で膝への負担が蓄積しており、歩くほど状態が悪化していたのです。原因に気づいて股関節を矯正しゆるめ膝への負担を減らしたところ、5回の施術で歩く時の痛みが改善されていきました。


④ 膝をかばう歩き方を長く続ける

膝が痛いと、無意識に膝をかばう歩き方になります。

例えば

・体重を反対の足にかける
・膝を曲げないように歩く
・足を引きずるように歩く

こうした歩き方が数ヶ月・数年と続くと、膝をかばっていた側の骨盤・股関節・足首にも歪みが蓄積し、今度はそちらにも痛みが出てくることがあります。

私が診てきた中で印象に残っているのは、70代の女性の方です。膝の痛みをかばいながら生活されていたため、来院時には骨盤・股関節・足首すべてに大きな歪みが出ていました。膝だけでなく全身のバランスを整える施術を続けた結果、半年ほどで普通に歩けるようになり、階段の昇り降りや庭の草取りもできるようになりました。

かばう期間が長くなるほど、本来の問題に加えて「かばった結果の歪み」まで抱えることになります。早めに体全体を見直すことが大切です。


⑤ 「年齢のせいだから仕方ない」と諦める

「年齢のせいですね」「変形していますから」と言われ、そのまま諦めてしまっている方がいます。

実際に、ご年配の方で関節が変形している方もいらっしゃいます。ただ、変形があっても痛みがない人はたくさんいます。逆に、レントゲンで異常がないのに強い痛みが続く人もいます。

しかし、変形の有無よりも、関節が正しい位置で正しく動けているかどうかの方が、日常の痛みや動きやすさに直結しています。

確かに、膝の痛みの中には変形性膝関節症と呼ばれる状態もあります。ただ、実際には関節の動きや体のバランスが関係しているケースも少なくありません。

「年齢のせい」と決めつけることで、体が回復できるきっかけを失ってしまうことがあります。諦める前に、一度体全体の状態を確認してみてください。


実際の来院例

以前来院された40代の女性の方は、立っていると急に膝がグリンとねじれ痛みが出ることがありました。

整形外科で膝の検査をしましたが「膝には異常なし」と診断され、整形では改善できないと感じ当院に来院されました。

膝の状態だけでなく体全体の動きを確認すると、股関節の動きがかなり固まっていて、歩くときの体重移動が全て膝に集中し、膝の靭帯がゆるみ過ぎている状態でした。

そこで膝ではなく、骨盤(仙腸関節)と、特に股関節の動きを整える施術を行いました。

すると2回の施術で普段の急な膝の痛みがなくなり、そしてその後も膝の症状は出なくなり、日常生活でも膝を気にすることがなくなったとお話しされていました。


まとめ:膝の痛みは「膝だけの問題」ではないことが多い

今回お伝えした5つを振り返ります。

1. 痛い場所だけをなんとかしようとする

膝は結果であり、原因は別の場所にある

2. 筋肉をほぐすだけで終わらせる

関節の隙間が戻らない限り、筋肉はまた硬くなる

3. 痛みを我慢して歩き続ける、または動かなくなる

状態に合った動き方が大切

4. 膝をかばう歩き方を長く続ける

かばった結果の歪みが全身に広がる

5. 年齢のせいだと諦める

変形よりも「正しく動けるか」の方が重要

膝の痛みがなかなか良くならないとき、原因は膝そのものではなく、体全体のバランスにあることが少なくありません。

一宮市の整体院アクシスでは、膝だけでなく骨盤・股関節・足首を含む全身の状態を確認した上で、痛みの本当の原因にアプローチしています。「膝の痛みで長年困っている」「病院では異常なしと言われたが痛みが続く」という方は、ぜひ一度ご相談ください。

膝痛の症状・当院のアプローチについてはこちら

この記事を書いた人

整体院アクシス 院長 笹井公詞

2005年11月、一宮市に「整体院アクシス」を開院。整体師歴23年。
腰や肩の痛み、手足のしびれ、膝痛など、体の不調に苦しむ人のために、骨格矯正を中心とした整体施術で地域に貢献。これまで延べ45,000人以上のお客様の健康に携わる。

院名:整体院アクシス
住所:愛知県一宮市富士3丁目9-18
TEL:0586-25-5707
HP :https://hcc-axis.com/

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